漁業気象通報原稿　その２　２０１９年９月１１日午後３時

つづいて漁業気象です。
　北緯５９度、東経１７３度には、９７４ｈＰａの発達した低気圧があって、
東へ毎時２０キロで進んでいます。中心から閉塞前線が北緯６０度、東経
１８０度を通って、北緯５６度、西経１７１度に達し、ここから温暖前線が北
緯５３度、西経１６９度を通って、北緯４７度、西経１７０度にのび、寒冷前
線が北緯５０度、東経１８０度を通って、北緯４８度、東経１７５度に達し、
さらに停滞前線となって北緯４７度、東経１７３度を通って、北緯４５度、東
経１６９度にのびています。中心の南側１９００キロ以内と北側７５０キロ以
内では、１５から２０メートルの強い風が吹いています。
　北緯４４度、東経１６８度には、１００２ｈＰａの発達した低気圧があって、
東北東へ６５キロで進んでいます。中心から半径５６０キロの円内では、１５
から１８メートルの強い風が吹いています。
　北緯４０度、東経１４１度には、１００８ｈＰａの発達中の低気圧があって、
東へ３５キロで進んでいます。中心から半径５６０キロの円内では、今後１２
時間以内に１５から２０メートルの強い風が吹く見込みです。
　北緯１３度３５分、東経１３９度２０分には、９９８ｈＰａの熱帯低気圧が
あって、東北東へ２０キロで進んでいます。１５メートルの強い風が吹いてい
ます。今後２４時間以内に最大風速は１８メートルに達し、台風になる見込み
です。なお、この熱帯低気圧の中心は、７０パーセントの確率で１２時間後の
１２日午前３時には北緯１６度５０分、東経１３７度２５分を中心とする半径
１４０キロの円内に達する見込みです。また、２４時間後の１２日午後３時に
は北緯１７度５０分、東経１３４度２０分を中心とする半径１９０キロの円内
に達する見込みです。
　オホーツク海、日本海北部、黄海及び東シナ海では、所々濃い霧のため見通
しが悪くなっています。
　北緯３５度、東経１３９度、（４０、１４２）（４２、１４１）（４４、
１４５）（５１、１５７）（６０、１６５）（６０、１８０）（３３、１８０）
（３３、１５５）（３３、１３９）及び元の北緯３５度、東経１３９度の各点
で囲まれた海域では、所々濃い霧のため見通しが悪くなっています。
　北緯４４度、東経１２５度には、１０２２ｈＰａの高気圧があって、南東へ
３０キロで移動しています。
　北緯４５度、東経１５１度には、１０１６ｈＰａの高気圧があって、東へ
３０キロで移動しています。
　北緯３５度、東経１３０度から停滞前線が北緯３７度、東経１３７度、北緯
４０度、東経１４１度を通って、北緯３７度、東経１４６度にのびています。
２０１９年９月１１日午後３時その２終わり=